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LF-19 ファルコ

2012年04月14日 23:18

縮小版グリペンもどき 003
LF-19ファルコはレゴフロンティア国のLAABを中心として開発された戦闘機である。
軽戦闘機、迎撃戦闘機に分類される機体で、航続距離や兵装搭載量を犠牲に
高いコストパフォーマンスと容易な整備性を実現している。

開発

背景

長引く不況により、空軍戦闘機の稼働率維持は軍事小国であるレゴフロンティア国にとってかなりの重荷となっていた。
「量より質」を重視するレゴフロンテア国軍、特に空軍戦闘機は確かに性能は高かった。
その反面、ユニットコストはもちろん、維持費の高騰や低い整備性等の問題を抱えていたのである。


軍事中立という政策を立てているレゴフロンティア国は、戦時になれば先制攻撃を受ける可能性が高く、
またそれに対応することも困難で、下手をすれば一発の爆弾で一個航空隊が壊滅してしまう可能性すらあった。
先制攻撃の被害をいかに抑え、素早くかつ確実に反撃に出れるかは、
レゴフロンティア国空軍において非常に切実な問題であった。
被害を抑えるには機体を分散配備したり、バンカーを強固なものにして攻撃から守る方法などが一般的だが、
ステルス機であるLF-17Sは整備に大掛かりな施設が必要で、機体を分散配備することは困難で、
バンカーを強化するにも、バンカーバスターの直撃から機体を守るのは不可能であるし、
運良く機体は無傷でも滑走路が無事でなければ離陸できないためあまり実用的な話では無かった。
従って輸入したスワローを分散配備することになったが、ここでも複数の問題が発生した。
スワローは多くの国に輸出されていたため、既に性能が知れ渡っており、
逆に 反撃に出れば、弱みを突かれてカモにされるのではないか、という不安感が漂っていた。
さらに、分散配備される基地は過疎化が進んだ小さな滑走路しか持たない地方空港か、
時と場合によっては高速道路を滑走路として利用するような有様であった。
スワローは可変翼によりSTOL性に優れるため、高速道路や小さな空港でも十分ではあったが、
やはり満足に整備することは困難だった。
IMG_5613 縮小版  スワロー
LF-17S スーパーホーク            スワロー

要求
これら事態を重く見た政府は、トータルコストを抑えたコストパフォーマンスの高い新戦闘機の開発を決意した。
政府はLAAB、YAS等によって構成されるBEAシステムズに対し、以下の要求を満たす新戦闘機の開発を要請した。
・安価である
・整備が容易で、低コストで維持できる
・マルチロール機である
・空対空装備にて優れた格闘戦闘能力を持つ
・スワローと同等かそれ以上の優れたSTOL性
・単発・小型・軽量
・優れた上昇率・加速力
・FBW又はFBLによる機体制御
・高いECM・ECCM能力
・戦略核兵器運用能力
以上の要求を受け、BEAシステムズは新戦闘機の開発に着手した。

試作機
機体はBEAシステムズを中心に、アビオニクスとソフトウェアをNGシステムズ、
レーダーをSTマイクロウェーブ、その他多くの企業によって開発された。
機首はYASとLAABの2案があったが、最後まで折り合いがつかなかったため、
それぞれの機首を採用した試作機を制作し、比較することとなった。
YASは得意とする機首までキャノピーが伸びた特徴的な機首のYF-18を、
LAABは保守的なデザインの機首を採用したYF-19を制作し、試験飛行を行った結果、
YASのYF-18がYF-19よりも優れていると判断されたが
整備性に難があることからLAABのYF-19が採用されることとなった。
縮小版グリペンもどき 001 縮小版グリペンもどき 002
YF-18とYF-19。YF-18の機首まで伸びたキャノピーが目を引く。

「信頼性に問題があった」という理由からYASの機首が負けたという説があるが、
LF-17、AH-32の機首では問題が発生しなかったため信頼性は十分であると評価されていた。
その後、YF-19は複数の試作機を経て正式採用されLF-19となり、ファルコの愛称を与えられることとなった。
縮小版グリペンもどき 003
量産1号機。YF-19との相違点がいくつか見受けられる。

特徴

機体
LF-19はカナード翼とデルタ翼を組み合わせたクロースカップルドデルタ翼機である。
カナードは翼全体が動くオールフライング方式で、揚力を発生しない制御カナードで、
着陸時、接地後カナードを最大角の52度まで傾斜し、エアブレーキとして機能する。
縮小版ファルコ 004  縮小版ファルコ 005
インテーク横に付けられた大きなカナードと主翼後縁のエレボン。

主翼はインテーク付近まで伸びたストレーキと直接つながっていて、ストレーキはカナードと重なり、
主翼の動翼はエルロンとエレベーターの役割を兼ね備えたエレボンである。
また超音速飛行時にはカナードがエレベーターとして、エレボンがエルロンとして動作し、
低速時はどちらもエレボンのような動作をする。
離着陸時はエレボンをフラップのようにして使うが、機首下げが発生するためカナードで相殺するようになっている。
縮小版ファルコ 003
着陸しているLF-19ファルコ。


機体は安定性を極端に抑え、制御コンピューターを介したFBL(フライ・バイ・ライト)システムによって
制御される、いわゆるCCV(運動能力向上機)である。最終的には単なる運動能力の向上だけに留まらず、
自動離着陸機能や対地攻撃用のヨーモードを実装するまでに至った。
FBLの採用により、FBW(フライ・バイ・ワイヤ)よりも軽量、省電力になり、
配線が光ファイバーになることで導線部が電磁波の干渉を受けなくなるため、
核兵器の使用により発生するEMP(電磁パルス)から搭載機器を保護する効果も期待される。
制御コンピューターは4重になっており、また油圧アクチュエーター以外にも
電気モーターを使用したアクチュエーターも備えられているが、
油圧アクチュエーターと比較して動作が緩慢であるため、バックアップの域を出ていない。
また、試作機でテスト飛行を行ったパイロットによると、「恐ろしく動作が遅く、
まるで旅客機を操縦しているかような感覚だ」と述べている。

機動性
運動性
CCVや軽量な機体、優れた推力重量比、低い翼面荷重等により、空対空戦闘状態での運動性は非常に高い。
しかし、低い翼面荷重に寄るところが大きい高機動は、兵装搭載により著しく劣化してしまうため、
対地/対艦兵装を装備したまま空対空戦闘に突入するのは非常に危険である。

スーパークルーズ
LF-19 ファルコには高推力低バイパス比ターボファンエンジンが一基搭載されている。
この推力重量比9以上にもなる高推力エンジンのお陰で、アフターバーナー無しでスーパークルーズが可能となり、
戦術的機動性が飛躍的に向上した。アフターバーナー無しでのスーパークルーズは
赤外線放出がアフターバーナー使用時に比べて非常に少なく、
IRST(赤外線捜索追跡システム)によって補足される可能性を低く抑えることができる。
スーパークルーズについては、アフターバーナー無しでマッハ1.3、有りでマッハ2.0となっているが、
マッハ2.2で飛行中でもなお推力には余裕がある。これは、
それ以上の速度での飛行を続けると高温で機体強度が落ち、最悪の場合
キャノピーが溶けたり空中分解する恐れがあるためである。
そのため、マッハ2.0を超過しないよう速度制限かかけられている。
また、通常時でもエンジンの消耗を抑えるために出力制限がかかっていて、
最大推力を発揮するためには戦闘モードに切り替えなければならない。
縮小版ファルコ 013改
高高度を飛行するLF-19 ファルコ。

兵装
搭載機関砲
LF-19は固定武装として、装弾数150発のRC-27A 27mmリヴォルヴァーカノンを搭載する。
リヴォルヴァーカノンはガトリングガンに比べ最大発射速度において劣るが、
スピンアップの時間が無いため、格闘戦時のような瞬間的な射撃ではリヴォルヴァーカノンの方が有利である。
LF-13、LF-17の20mm弾と比べて約2.5倍の弾体重量を持つ27mm弾を使用することにより、
対地・対空目標の何れに対しても強烈な打撃を与えることができ、
さらに、レーダーで機銃の弾道を追尾し、目標との差を機体制御に反映することにより
機銃の命中率が飛躍的に向上し、特に格闘戦闘において威力を発揮する。

兵装
空対空ミッション、特に要激戦では、IRAAM-3Xを翼端に1発ずつ、
AHRAAM-5を胴体下に半埋め込みで2発搭載する。この組み合わせはもっとも基本的なものであり、
これかこれ以下の装備の場合、最大9Gでの旋回が可能となる。
特別な理由がない限り、ミッション内容に関係なく翼端にはIRAAM-3Xが搭載される(それ以外搭載できない)。
必要に応じて3連AAMパイロンを使用し、装弾数をさらに6発増やすことができる。
空対地ミッションではAGM-13で6発、UGB-500なら8発まで搭載できる。
空対艦ミッションなら、ASM-2 2発か、対艦能力のあるAGM-13 6発を搭載する。
但し、空中発射式巡航ミサイルのALCM-1は重量がありすぎるため、搭載できない。
縮小版ファルコ 010改縮小版ファルコ 011改
縮小版ファルコ 012改それぞれ、対空・対艦・爆撃時の装備。

元々積載能力を妥協した設計の機体であるため、対地・対艦攻撃能力の不足は否めない部分があるが、
補給が容易であることから、複数回の出撃に分けて作戦を行うことである程度カバーしている。

運用
当機が配備されるまで分散配備されていたスワローと比較すると、
スワローは可変翼によって非常に優れたSTOL性能を持っていたのに対し、
LF-19は軽いだけなので、離着陸に必要とする滑走距離が長くなってしまったが、
やはり軽量なだけあって滑走路に使用するために道路の舗装を強化する必要がなくなり、
ただ直線になっているだけの高速道路や一般道でも離着陸が可能となったため、
結果として離着陸可能な場所が前より大幅に増えることとなった。
また、非常に優れた整備性により極少人数での運用が可能となり、
補給程度ならある程度の教育をした民間人数人と、指揮する軍人のみでも可能である。
縮小版ファルコ 006
高速道路上で補給を受けるLF-19ファルコ。

輸出
LF-19ファルコは低コストさと整備性の良さから輸出にも期待され、レゴフロンティア国のジェット戦闘機として初めて輸出に成功した。ブリック共和国は空軍の次期戦闘機選定のためにリース契約した。空軍の戦闘機として空をとぶことはなかったものの、DUL駐屯陸空海軍混成連隊、通称"D中隊"によって運用されることとなった。優れた整備性を評価され、整備員によって「メサイア」と愛称をつけられている(前任機が可変翼機であったことも影響すると考えられる)。


スペック

全長 7.87m
全幅 5.08m
全高 2.60m
最大速度 M2.0
巡航速度 M1.3
武装
 固定武装 RC-27A リヴォルヴァーカノン 装弾数150発
 兵装 IRAAM-3
     IRAAM-3X
     ARHAAM-5 サリッサ
     AGM-13 グランドバスター
     ASM-2 トリシル
     UGB-500
乗員 1名



コメント
まあ見たまんまグリペンですね
性能はDemoやNGあたりの設定です。
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コメント

  1. イトヤギ | URL | -

    一部では以前から名の知れた存在になっていましたが、いよいよ公開されましたね、グリペンもどきもといファルコ。良い機体ですね。

    このサイズでのギア格納はスーパーホークでも実現されていますが、動翼の可動や、実機再現までも行っているのがお見事です。

    基本的に1/40スケールよりも小さいULNの戦闘機の中でも一際小さく、一見してそのコストパフォーマンスの良さが分かりますね。
    そういう意味でもグリペンらしさが出ている辺りが、ファルコの好きなところです。

  2. /// | URL | -

    >イトヤギさん
    ありがとうございます。
    公開前にいろいろファルコ関係で嘆いてたこともあってか、
    いつの間にか名の知れた機体になっていました。
    嬉しい限りです。

    ギア格納は胴体幅が4ポッチしか無いこともあって苦労しましたが、
    なんとか今の形に漕ぎ着くことができてほんとによかったです。
    ギアが入らないのでボツ、とかもよくあることですし・・・www

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